スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ナイチンゲール 神話と真実

絶版のようなので、図書館から借りてきました。
美化された神話ではないナイチンゲールの本が読みたかったので、この本を選びました。この本には原書には無い日本人看護婦の前説がまず載っていて、ウザいです。何のためにこの前説を付けたのか、出版社の意図を図りかねます。

今迄持っていた彼女のイメージはというと、子供の頃に読んで貰った絵本で"裕福な家庭で育ち戦地で負傷兵の看護に従事した人"と描かれていたのを何となく覚えており、今となっては"生活の心配があるわけでもないヴィクトリアンの(行き後れた)お嬢様の慈(偽?)善的行為の一つ"という感じでした。そのイメージは確かに変わりました。

良家のプライドと高度な教育、そして父親の叶わなかった名声欲を受け継ぎ、やはり良家であるが故のコネクションと資金をフルに活用してわが道を進んだ人。
これが、彼女に対する今のわたしの印象です。

仕事に対して努力家であった事は事実なのでしょう。。
でも人間的には、自分の視野の狭さにも気づかない程の自尊心の持ち主であり、自信過剰で自己顕示欲が強い尊大な人というイメージ。
看護という分野に至っては、慈愛の精神とか病人を思いやるという心持ちはほとんど見えず、自分の名誉欲を満たすために、この時代に女性が関われる事がこの業種だったとしか感じられません
人ではなく組織や国家を見て行動している。それが悪いわけでは無く、天使というイメージからはかなりかけ離れた人物像だというだけですが。

臨床に居たといっても実際に行っていたのは施設や Ns の管理であって、負傷兵や病気の兵士の看護に本人が当たっていたわけでも無いようですし。
不足物品の補充も、軍にそういう流通ルートを作るでもなく、自費(全て父親へのツケ)で調達していたり。
彼女の行動、生き方は別に非難されるものでもないけれど、それ程賞賛されるようなことでもない気がします。

戦後の国策としての嘘で自分を美化されたことに悩み苦しんだとしても、やりたい事への彼女の行動力を思えば、本気で事実を伝えたければ伝えられたはずと思ってしまいます。

彼女とは友達にはなれないな。自分を、自分の主張を解って欲しいと他人に求めるくせに、他人の考えを解ろうなんて端から思ってやしない自己中の見本みたいな人に感じるから。

春に読んだのにそのままにしちゃってました。今更推敲する気にもなれないのでそのまま載せちゃいます



 「ナイチンゲール 神話と真実」 ヒュー・スモール


スポンサーサイト

Comment

非公開コメント

カテゴリ
リンク
ジャニーズ最新情報
最新記事
最新コメント
月別アーカイブ
QRコード
QR
検索フォーム
プロフィール

茉莉

Author:茉莉
FC2ブログへようこそ!

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。