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死ねばいいのに

題名に惹かれて 買ってみました。著者は本屋でよく見かける名前ですが、この方の本は始めて読みます。

題名で感じた程の、思ったほど意外性があるストーリーでは無かったのですが、普通に面白かったです。

幸せだと死にたくなるのか、不幸だとしにたくなるのかは?ですが、執着する物事が無いと死に対して抵抗が無くなるのかなと思います。

渡来は理屈っぽい面倒臭い奴です。
死に憧れていたのは渡来。だから投げ掛けた。そして"死"を目の当たりにして、ちょっとした執着が生まれた。知りたいという欲。そして彼なりに考えの整理ができ、そのちょっとした執着も消える。利用されたのは渡来では無く亜佐美。これで努力しなくても自然と死へ向かえる。屁理屈渡来の思考の流れはこんなものかな、と感じました。
ということは、渡来は自分が不幸と思いたく無かったって事かなぁ。何度も自分の現状に満足しているとアピールをする彼。多くを欲しないという彼。欲に足掻く人を見下げる彼。う?ん、彼の死への願望って成功への執着が無いことをアピールする手段の一つに見えてしまうなぁ。つまりアピールしなくちゃいけない程、実際の心情は違ったってことなのかなぁ。

亜佐美ってどんな人だったんだろ。五條の見解も渡来の見解も自分勝手な見方です。ある意味、亜佐美は渡来の理想だったのかもしれないな。執着とか生き死にとか超越して、ただ流されるままにただ居る。つまり無にも似た存在。あぁ、だから渡来は行動を起こしたのか・・・



 「死ねばいいのに」 京極夏彦


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