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若草物語

子供の頃に読んで記憶に残っている印象は、貧乏なのに使用人がいる、貧乏なのに舞踏会に行く不思議な一家。あと、ドレスアップの時焼き鏝で髪を焦がすシーンが子供心にはかなり衝撃的でした。

大人になって再読してみると、子供の頃理解していなかったことが色々解ってきます。
まず大きな思い違いは、物語の舞台がアメリカだったってこと。てっきりイギリスだと思っていました。でも、だからこそそれなりの家柄の子女なのに給金を貰う仕事に就くということができたのかな。そしてそんな環境でも社交界に出ている友人とも付き合いを続けられているのかしら。この時代ですから勿論かなりの階級社会ではありますが、本場イギリスに比べれば、作中でもイギリスレディーが指摘していたように"あけっぴろげ"なのですね。イギリスではガヴァネスには必ずといっていい程"可哀想な"という形容詞が付く位ですから。
戦争も"ナポレオン戦争"か何かだと思っていたのですが、南北戦争だったのですね。時代も少し違ったわけです。

それから主人公家族は清●徒でした。●教徒というと偽善的なイメージだし、以前読んだ魔女狩りの本での嫌悪感もありどうも好きになれません。
家が貧窮しているのに父親が無償で従軍牧師になっていたり、近所の貧困家庭にクリスマスのご馳走朝食を与えるという善行だって、帰ってから"パンとバターだけの朝食"があるにしては随分仰々しい言い様ですし、感覚が違いすぎます。
ただ、清●徒ってことはプロテスタントなわけですが、カトリックのアドバイスを受け入れた娘に対し、良いことは良いと認められる母親の柔軟性は気持ち良いです。

確かにやたらと教訓的だったりする箇所が多くて、ちょっと辟易しちゃうところも多いですが、時代と環境を考えれば納得はできます。そしてそれ以上に、物語としてとてはとても面白かったです。ジョーとティディの今後も気になります。続編探そうかな・・・ただし、この訳者さん以外の訳で読みたいです。

だってね、訳された時代が古いのでしょうね、言葉が馴染めないのです。いくら男の子になりたかったっていっても15才の少女が「うんにゃ」って言葉を使うか?実生活で聞いたこと無いし、文字としてだって川原泉の吹き出し以来です。この15才の少女はそれ以外にも、男の子というよりはオヤジのような物言いを続けます。ターシャさんの挿絵に惹かれてこの本にしたのですが、次回は最近訳されたものを見つけられたらって思ってます



 「若草物語」 L.M.オールコット


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Comment

誰と!?

って、ジョーじゃないの???ってか続編うちにあるの!?

隣の家の男の子は

××と結婚しちゃうよ?。
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