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ベンジャミン・バトン

映画自体は見ていないのですが、映画の予告を見て感じた雰囲気とは大分違うかな。ロマンティックな雰囲気は全く無いので。読み始めて、ブラッドベリじゃない・・・星新一じゃない・・・う?ん誰だっけ?って感覚に陥ったりして、フィッツジェラルドの作品としてはかなり亜種な感じです。

生活の為に短編を書きまくったから駄作も多いらしい彼ですが、やっぱりストーリーテラーとしては一流の才能を持っていたんだろうな。この物語も、読むこと事態はあっという間にあっさり終わってしまうのですが、頭の中で想像を膨らまして余韻に浸っていると切なくなるような物語です。老人で生まれ若返って乳児となり消えていく、この不思議な主人公を取り巻く世界の対応は結構リアルです。どんなに荒唐無稽な物事でも自分に都合のイイ時は都合のイイ部分だけ認めて利用し、不利に感じれば否定し嫌悪する。まぁ、多かれ少なかれ人間関係ってそんなものか・・・なんて思いながら書いてたのかなぁ。若さ至上主義の思いも感じるし、なんだか哀れを誘う物語だな。

それにしても・・・たったこれだけの字数の短編を一冊の本にする企画が成立実行されちゃうなんて、映画化のおかげでもあるけれど、やっぱりフィッツジェラルドは偉大なのかもしれないな


 「ベンジャミン・バトン」 スコット・フィッツジェラルド


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